会員である川添さんの地元秋田県能代市での地域活性化活動


何かと地方の衰退が叫ばれる現在、「プラチナ・ギルドの会」のメンバーである川添能夫さんは、出身地元である秋田県能代市に活動拠点を構え「市民おもしろ塾」を立ち上げ、大いに地域の活性化活動を展開しています。

至る所に🌸能代愛」がにじみ出ています。

 宮田記

 


能代通信

昨夜の定例会で皆さんとお会いし、盛りだくさんな内容と前向きな情報を得ることができ、いつもながら刺激になりました。また来年は、10周年ということで、

改めてPG会の新機軸が打ち出され、この機会にその後の新たなメンバーの顔触れや活動ぶりなども知ることができるのではと期待をしております。コロナ禍もそろそろ許容可能な範囲で落ち着いて推移するように念じております。

 

 

 こちらは、市民おもしろ塾の定例会企画を、生涯学習センター出身者の退職後加入も有で、60歳代の若手に自然にシフトしていくことに留意しており、また映画祭りや、アート祭りの地域おこしイベントもなるべく新勢力にシフトしていくように、来年度はより意識的にと思っております。とはいえ、民間活動の引継ぎは、人口減の地方においてはなかなか難しく、活発な活動家は、多くの仕事を兼務して余力がなく、シニアと若手で思考も指向も嗜好も違うので、活動の存続にはさらに大胆な発想転換が必要になっております。小生と若手や一部シニアとのIT発信力の差も日増しに増幅しており、それは、逆に今後の活動力の可能性でもあるとも感じています。

 

 

幸い昔、学びと心に配慮した学生塾を行っていた米寿近い牧師が看護学園の経営を退かれ、教え子たちの月例サロンや7千枚の自己所有のCD等の月例コンサートを我々教え子の協力で始められ、この核が、中間支援団体的に、市民活動の支援やシニアの絆の形成に向かう遊軍の可能性を秘めており、期待したいところです。PGのように、コーデネーター力のある方々がそろっている都会の潜在力の大きさにはいつも感心します。地方には、そのような人材が、非常に不足しておりますし、シニアが人口の5割で、貧乏で余裕のない人も多いので、自発的活動の範囲が制約されがちです。

 

 

 

添付は、能代で10月14日から~17日に行われた、4日間のアート祭りのチラシで、3日間雨風でしたが、800人の方が集まってくれました。コロナ禍で出演の機会のなかった、タヒチダンスやバリ島舞踏の踊り手たちが、小雨をものともせず、熱気ある踊りを披露してくれたのは、圧巻でした。皆さん、今迄の沈滞と我慢の中で、満を持してのエネルギーの発露であり、20人近いボランティア(シニアも少なからずでしたが)の特技を生かした奮闘は、頭が下がりました。大手パチンコ店の社会貢献課が、6人の優秀な助っ人を派遣してくれました。矛盾したことを言いますが、地方も捨てたものではありません。

 

 

市民おもしろ塾の11月は、添付の定例講座を企画しております。女性を社会には、日本全国の課題ですが、地方の女性の社会課題への関わり力は極めて弱く、20人の市会議員枠の内、女性は党から出たわずか3名です。男の市会議員の中で任期中にあまり質問をしない議員が、半数もおります。若手議員はわずか3名位であり、市長は4期の長期政権、市役所が地域の最大雇用者を抱える事業体というのも、どこにもある風景かもしれません。PGの定例会での毎回の各講師の問題指摘は、数周回遅れで地方で実現したりもしますので、興味深いです。

 

 

 能代の何人かは、以前にお会いした奥山さんのFACEBOOKにいいね!を時々しており、PGのような組織は地方では望めないこともあり、興味深い存在であることは間違いありませんし、期待も大きいと思います。引き続きよろしくお願いします。

 

    川添能夫(能代在)

 





能代通信

8/25

 

早いものでお盆も過ぎ、雨の日も少なからずで、夜分はやや涼しくなってきております。一方、北東北能代にも、コロナ感染が隔日で発生するようになりイベントや行政がらみの主催行事は、延期や中止がどんどん増えており、市民おもしろ塾の研修や能代おもしろ映画祭りなども、神経を使う展開になってきました。

 

 市の助成金をもらっていますので、縛りが出てきたら延期せざるを得ませんが、現在は3密対策を目いっぱいに取りながら、注意深く持続を試みております。

 

 

 添付は、8・9月のチラシですが、8月は50人とほぼ満席であり(と言っても部屋の定員の半分ですが)、自主規制の中で人々がこの種の活動に飢えているのも確かです。慎重に対応したいと思います。

 

なお9月は、能代おもしろ映画祭りを2日間で行いますが、2日目の女流活弁士による阪妻の『雄呂血』は、いまだ阪妻の映画を見たことのない小生には憧れの企画です。

 

 

 今日お伝えしたかったのは、能代で人口減は自然減で進んでおりますし、県外に出ていく若者も多いわけですが、移住者が少しづつ増えていることや、外部からの地域協力隊の人々が2桁近くいること、また関係人口という少なくない人々が、郷里と都会の両方に足場を置きながら、郷里の前向きな展開に力を貸しつつあることです。

 

例えば、コロナで来年に延期になりましたが、東京で活躍している能代出身やゆかりのジャズ演奏家のプロたちが、この9月開催の『能代ジャズフェスティバル』を発案し、地元が呼応して開催計画を作成しました。

 

開催延期にもかかわらず、8月にはホームページ『能代ジャズフェスティバル』を開設し、延期の顛末や出演予定者の紹介、そして面白いのは、『ありのままの能代』というコーナーで能代の自然、行事、工芸などの多くの写真を能登さんをはじめとする地元人の協力で掲載し、能代への人々への呼び込み、郷里出身者には故郷を再発見したり、懐かしんでもらおうとの企画でもあり、来年度のJAZZフェスでは、能代市民にレベルの高いジャズをライブ会場で楽しんでもらうのを主眼に、全国の郷里関係者や能代の関係人口の人々に、能代でのプロによるJAZZライブの演奏と会場の雰囲気を合わせて有料で楽しんでもらおうとの発想でもあります。

 

はてさてどうなるかわかりませんが、とりあえずの、能代関連の写真は、なかなかの面白いものであり、ご覧いただければ幸いです。コメントなぞいただくと、触れ回るつもりです。音楽におよそ関係のない小生が、実行委員に最高齢で名を連ねているのは、人脈がありそうで関係人口にもアッピールしてくれるだろうとの思いがあるからのようですので、応援よろしくお願いします。

 

 

またコロナ禍での音信の発達や広がりは、なかなかのもので、演奏家たちも舞台での活動の制約から、有料音信に力を入れたり、地元でもそれをカフェで受け入れようとしたり、双方向での音楽会の場づくりに企画が広がるなど、一群の専門家の必死の出っ張りが、地方とのデスタンスや従来スタンスの壁を楽しく壊していく様子を見ていると、世の中の通信応用は、確実に変わりつつあるし、それにEスポーツなどを大いに喜んでいる子供たちのバーチャル世界の広がりも見ていると、追い残されていくのとは違う、これでまともなのかという変な寂寥感も感じる次第です。

 

 

ということで、一世代若い方たち以下で、SNSや音信能力の高い方たちが、コミュニケーションの世界(それを超えたものにもつながる)を変えつつあることを実感しています。

 

小生初め、受け身の受益者はついていく位で良いのでしょうが、世代別でも、FBはあなた方の世界、我々はTWITTERやインスタとか、やや若い世代に言われるとGAPを感じています。

 

メッセンジャーの音信発信をスマートフォンで受け、可能な人だけで打ち合わせが始まっている広域での実行委員会の状況なんかは、ちょっとついていけなくなってきているようです。

 

物を深くも考えずに浅薄な対応ではないかと言い切れないすぐれた人たちも含まれているので、侮りがたしです。日本標準が変わってきているのでしょう。

 

自分の勉強不足を棚に上げて、駄弁を弄しておりますが、良きガイダンスよろしくお願いします。

 

    川添能夫(能代在)


2016年9月に始まり、2021年7月までの5年弱で100回のイベントを迎えることになりました。コンテンツの多様性を含めすごい!!

宮田記

 

市民おもしろ塾100回までの講座および後援事業記録






能代通信

6/17

おはようございます。毎月の定例会、いつも刺激と勉強になり感謝しております。

 

 定例会の講座を聞くだけでも、PG会のありがたさを感じています。先月のPG会での

今後の模索テーマは、力が入っており、多くのNPOが高齢化で岐路に立っている中で、大変なアプローチですが、興味深い挑戦と期待しております。コロナ禍のオンラインで日

本が狭くなったのは、地方にいるとありがたみを感じます。PG会での先行的な示唆深い

幾つかの試行的な情報は、周回遅れっぱなしの地方には、そのままゆっくり使えて、あり

がたいケースがしばしばです。

 

 

おもしろ塾は6月は埋蔵文化財の展示会(行政の歴史民俗資料館建設への歩みは、カタツ

ムリのようです。)、7月は100回記念の講演会、演奏会を2日連続で行います。

 

地方にも、こそか、東京帰りの面白い若手とか、少し変わった人がいて、なんというか味

もあります。挑戦する若手を、応援したいです。シニアともう少し楽しみたいです。

 

 

この講演会の湊君は、先週日曜日のシャッター通りに彼が仲間と作りつつある複合施設前の街路も全面開放したマルシエイベントで、1日に1000人の人を集めました。こんなに、子供がいたのかと感激しました。ということで、相変わらず郷里は沈降していってい

ますが、まだまだ捨てたもんでない、いくつかのエネルギー核が、過疎化する田舎に蠢動

しております。

 

ということで、暑くなってきて、これから嫌だなーと思いながら、動いております。

 

引き続きよろしくお願いします。

 

 

 

   川添能夫(帰るに帰れず、居続けて半年近く、ワクチンもこちらでうちます)


能代通信

 4/25

 こんにちは。秋田県能代市は、例年より一週間早く?桜が咲き終わり、間もなくつつじの季節に移行します。

 

 おととしまでは、つつじの時期に、能代公園おもしろ祭りということで、池畔に我々ボランティアが舞台を組み立て(木材の町なので木材研究所が作った少し面倒な組立式の物あり)、

 

バンドやよさこいで大いに騒いだのですが、去年はコロナで中止、今年もバンドが練習不足で、今年の秋に延期としました。あちこち動き始めていた、他のイベントも、たとえば町中

 

を練り歩く8月の城郭七夕も飾るだけにしようか、運行すべきかどうかで、幹部たちは頭を悩ませています。7月来る予定の、東京からの演奏家たちも、事前にPRCを打つ必要の是非

 

をめぐり双方の関係者でのやり取りが行われています。今までは県内のコロナ感染者が、多くて2~3/日というところでしたが、ここ一週間くらいは、5~10人と様相が変わってき

 

ております。都会に比べて、特に秋田は感染者が少ないのですが、住民の気の使い方は強いものがあり、関係人口でもある小生は、さいたま市との行き来の有無を厳しく問われており、

 

1月9日からこちらに居続けざるを得ず、当分帰れそうもありません。

 

 

おもしろ塾は、継続して開催しており(部屋定員の半分で50人限度で)、経済関係の少し面倒なテーマは20人前後、そのほかの自然や歴史民俗、お笑いなどは、いつもながら40人強の好調を持続しています。5月には春らしく万葉集、またもう一つは、次回PG会の各務市議の提案にも関係ありますが、塾運営委員の元市議で27年の経験者に行政や、市議の活動姿勢について辛口の話をしてもらう予定です。

 

 

昨年には塾の直訴が通り、中央公民館にWiFiが設置されましたが、今日の新聞に『中央公民館にエレベーターを』の投稿を塾として行い、積年の未着手で住民が諦めている課題について、現状打破を図っているところです。市当局から、どのような回答が新聞紙上でなされるか興味深いところです。

 

また市と話を継続しているうちに、企業版ふるさと納税に関する、市の内閣府への再生計画申請が認証され、プラチナでの方向付けが地方で行かされるのは嬉しい限りです。この後どの程度動くのは未知数ですが。歴史民俗資料館も市議会で通って早2年が過ぎ、まず収蔵庫を4年がかりでとの方向は出たのですが、展示機能への方向性は、依然として漠然としております。それでも、地方にいると、世の動きに地方は遅れに遅れており、人口減による衰退も目に見えて厳しいものがある中で、いわゆる都会からの移住者や関係人口の示唆的な動きは、大きな刺激と先行モデルになりえますので、プラチナならではの継続的な社会改善の方向付け等は、非常に意義あると感じています。

 

 

最近面白いのは、能代での地域おこし協力隊(いつも人が変わりながらも8人くらいおります)の人々の目に見える活動(地元の売りどころのイベント企画や外部発信、プラネタリウムヨガなどの新規事業への挑戦)に地域若者集団ユニットが連携し、行政や街や我々のようなボランティア的応援団が支援し、断続的ですが、中心街の空家に店を開く人たちが、併せて4組くらい継続起業し、なんとなく、点が線になりつつある気配が出てきていることは、基本的に内発的な動きでありうれしいです。

寒冷地で移住なんて厳しいし、地元は簡単に動かないと思い続けていた小生ですが、少し違った景色が見え始めており、こちらも自分が頑張っていたと思っていた切り口は、むしろ一部独りよがりで視野狭窄であったのではないか、違った石の置き方に視点と動きを変えるべきではないかなどと、内省し始めているところです。

 

確かに、コロナ禍での情報伝達手法や人の流れや発想や心組みの変化が、良い意味で、もう一押しの契機にもなりつつあるのかもしれません。捨てたものでない若者たちが確かに居ります。高望みは、悲観のもとになりますので慎重であるとして、田舎であるがゆえに個の動きに何か面白味が出てきたと感じたりしています。しっかりしているシニアに少し火が付く可能性もありそうです。

 

 いつもながら焦点が定まりませんが、プラチナの灯台的な面白さと、いくつかの今後の確実な成就の積み重ねに期待しています。

 

 最近テレビの全国版に(会員の)斎藤さんが突然出てきたのには、びっくりもし、うれしくもありました。

 

 

     川添能夫(在能代)




能代通信

いつも、定例会などで有意義なお話しを聞かせてもらい、良い刺激になっております。

 

 秋田は、まだまだ寒いですが、暖かい日も出てきたり、なんとなく春めいてきており、

能代では5月の嫁見祭りのイベントなども規模縮小で始まろうとしており、良い兆しです。

 

ただ、役所関係も含めて、極めて慎重なコロナ対応を継続しており、小生の関わるつつじ祭りに連動する公園祭りも、秋に延期としました。去年の春企画・広報・秋への延期・延期後の中止でいささか運営に疲れた背景での判断でもあります。

 

 一方、市民おもしろ塾は、7月後半から三密対策を万全に再開しており、30~40名の受講者が、継続的に来ております。

 

 このままいくと、7月には、あしかけ5年で100回目を迎えることになりますので、100回記念大会を複数講師の講演と能代出身の一流ジャズメン等の演奏を検討中です。一回目の音楽の元先生の講師と100回目のジャズメンが親子であることも、世代交代の意味も含めて面白いと思っております。

 

 

 企業版ふるさと納税については、昨秋にプラチナギルドの会の動きを受けて、能代市役所企画部にPG会とRIVERにも触れて、簡単なプレゼンを行い、当局も重い腰を上げて

 

 再生計画を内閣府に出し、修正指摘のコメントももらったので、3月末には、承認が下りるだろうとのことでした。PGの啓発と推進活動のお蔭での前進であります。

 

 ただ以前から、承認を受けても寄付先の企業を探すのは大変で、それに割く時間はないようなことを言っていましたので、仏を作った後の魂がこれから改めて問題になって来そうです。

 

 

 おもしろ塾には、ここにきて、秋田県生涯学習センターの班長を務めていた方が60歳退職で運営委員に入り、企画・運営が楽になりましたので、将来継続に曙光が見えてきました。

 

 塾は70歳の仲間で始めましたので、運営委員は、7人中5人が、持病持ちや手術経験者で、小生も最近の検診でPSAの上昇が指摘されるなど、今までの活動にブレーキが入り始めましたので、効率的な活動、より若い人へのシフトに 心がけたいと感じております。動かなくても意義深くやれることは、結構あるわけですが、目や耳の保全にも配慮しながら、バランスよく展開できればと思っております。寒い土地柄で、灯油ストーブや電気ストーブを熱くしていると、多少やかんを沸かしていても乾燥で目などもやられたりしています。

 

 

こちらでは、街で幼馴染の友人たちや後輩が、声をかけてくれたりが、田舎の良いところです。またプラチナやプラチナの人々の継続的な活動が、我々含めて各地のシニアの活動には、大きな意義があると思っています。プラチナに属していることが、良い意味で一目置かれることもあります。

 

季節の変わり目、またコロナも油断できないでしょうから、ご自愛ください。それではまた、よろしくお願いします。

 

   川添能夫(能代にて)




ジェンダー問題

 女性の政治とのかかわりは、簡単ではないですね。小生が昨年11月に誘われて出た秋田県の女性政治家たちのシンポでの女性議員等の発言にもありましたが、本人の自覚と夫の理解、周りからの支援的連携なしには、国政でも県政でも市議会でも、女性の進出は一筋縄ではいかないですし、周りでの似たような意地悪は日本に通底しているようです。

 

 与党の男子政治家が、自分たちの既得権維持を優先し、古い家庭観、女性観を変えようとしないですし、地方に来ると更にその傾向は強まりますし、活発な女性たちは既に地方から都会に出て行っていますので、そして市民活動や政治活動をしっかり推進する女性群は、1980年~1990年台より少なくなっているのではと女性活動家OBを見ていると感じます。昔は労働組合が民主主義の学校でもありましたが、弱体化しました。また、教育が歴史や社会の学習を最低必要な教養として教えていないように見受けます。

 

 一方、建前としての男女共同参画や男女均等法は、国際的な圧量も含めて一応作られてきましたので、役所などでも低い目標での管理職女性比率達成などに向けての緩い試みの結果は、地方新聞などにも取り上げられています。ただ企業でもそうですが、特別の業種を除き男社会の黙契で女性の登用は意識的に低く限定されていると認識しています。それは、女性の生きがい感や不幸感につながるところもあると思います。

 

 そして男も会社や組織の縛りで政治にはあまりかかわらないのですが(この辺は欧米とも違います)、女性は更に家庭の縛り、地域の縛りがありますので、よほど志や見識のある方でないと組織候補でない限りは、政治がらみの動きは鈍いですし、狭い地域社会ではむしろ自分の活動や生活を守る為にもこの種の活動は避けていると思われます。

 

 スエ―デンの議事堂見学で同じことを小生も感じましたし(議員になりやすい仕組み、順番になろうとする社会の雰囲気)、1990年台のアメリカの会社に勤めていて彼らの政治的な会話の自由なおおらかさや女性・黒人のコーター制による登用を見ていて、この種の目標実現には社会そのものが制度として大きく枠取りしていかないと進まないと感じていますし、そのうえでうまく行かないところをどのように政策補正していくかが早道なのでしょう。ここまで人手不足になったり経済格差が進行し、一貫しない民意から離れた政治が続く中で、ハンデイを背負う女性たちも結集すればよいわけですが、力ある良いリーダー達が、日本女性から出てこないのは寂しいですね。周りの知的な女性たちの意見はどうなのでしょう。

 

 ただ、これらの矛盾を感じている人は、男女を問わず、中央・地方を問わず見かけますし、女性の地道な市民活動を続けている人も各所にいるわけですので、宮田さんの言われるように、地方でももちろんですし、中央のリベラルな有識者や改革勢力が、同時多発的に巧みに各所で風穴を開けていくことが重要であり、大学入学者が男女同数になり、女性の存在なしではますます地方の将来はないわけですから、いずれ世界の女性の活躍との差を埋める動きは強まらざるを得ないと思います。会社でも、課長にするとなんとなく課長らしくなるもので、立場が人を作るのはかかなり真実ですので、大きな枠組みを作りやらせてみれば、多少時間がかかるにしても結果的には社会を豊かにすると考えます。

 

 小生の出席したシンポを企画した、秋田市の秋田人変身力会議のリーダーは、今年は女性の政治進出のテーマを追うと言っていましたし(講演会企画等)、このような社会閉塞感の中で変化への何かが起こらざるを得ないと思います。プラチナギルドが、堀田さんのように、中間支援団体としてそのような視点も含めて勉強や調査をし社会的に物申していくというか、新しい視点での社会進歩の切り口を考えることも、大企業経験者の多い特異な組織として意義があることかもしれません。抽象的な活動というよりは、現実への小なりデモの有効性が問われるアプローチは、簡単ではないかもしれませんが。

 

 いまいちとりとめのない話になりましたが、内意をご賢察いただき、またご意見伺えればと思います。

 

   川添能夫


能代通信

2021/1/11

 

 遅まきながら今年もよろしくお願いします。年末にさいたま市に帰り、1月中旬位までゆっくりして能代に帰るつもりでしたが、12月後半から1月上旬にかけて、能代近辺でコロナ感染のクラスターが次々発生し、累計で40人位の感染者になりましたので、市民おもしろ塾の開催日の2週間前に帰って様子を見ることになり、当てが外れて、雪深く、朝晩の寒い郷里におります。水道も後ろの家がすべて凍り、気温が上がることを待つのみということで、昨年度とは打って変わった寒波の1月になりました。帰ってからも、周りの皆さんが都会帰りに敏感なので、しばらくはあまり外に出歩かず静かにしていないとまずいという雰囲気です。

 

 1月は、おもしろ塾で添付の講座を予定していますが、コロナ禍がここまで侵入してくると、今年の講座や催しの年度企画も、延期や中止も念頭に置いたり、関係者に無理強いをすることもできないので、昨年以上に組み立てにくくなりそうで悩ましいです。田舎のシニアは、あまりITをやらないので、オンラインの活用もままならず、一日も早いコロナの鎮静を待つ状況です。

 

  昨年は、地方紙に「ボランティアの活性化と共に、地域で最も力を有する行政の積極的展開を期待する」という趣旨で正月の寄稿をしましたが、今年も依頼を受けて、自分が郷里の関係人口(旅行者以上で移住者未満)であることを念頭に、添付(下記)の拙文を寄稿しました。文面での期待と現実との間には、大きな差異があるのですが、何か言ったり動いていると、それなりの前進に結び付くことも実感しています。引き続き、折に触れてのアドバイスを頂ければ嬉しいです。

 

 プラチナの毎回の講座は、いつも新たな切り口での社会認識・改革の視点を与えていただき、勉強になります。地方にいると、都会とのギャップもあり、それがそのまま実現できるわけではありませんが、

 

周回遅れでも、応用のヒントになりますので、ありがたいです。

 

 一年ぶりの健康診断で、引っかかるところも出てくる年齢にもなりましたが、皆さんお元気にFRUITFULな一年をお過ごしください。 

 

   川添能夫

地元紙 北羽新報への新春随想寄稿 (2021)

          

関係人口の想いと期待                        

川添能夫(能代市西通町)

 

 人口減少の中で、移住を全国の各市町村で進めているが簡単ではなく、ある限界集落では地域協力隊をたくさん抱えて人口維持につなげているとの話も聞く。35歳未満の女性の少ない各地は、このままだと人口減は加速する。能代でもホームヘルパーさんが見つからない、施設があっても介護要員がいないので従来のような対応は難しくなっているとつい最近も説明を受けた。

 

11,12月には、今迄ぶらりと寄った居酒屋もいくつか閉められた。中心街の周りの老齢居住者が、ここ2年で一人去り、二人去り空き家が増えていく。ドーナツ現象に歯止めがかからない。今後の安心できる一定の未来図が欲しい。

 

小生は、実家の親族ケアで郷里に来て4年近くの、いわゆる関係人口である。旅行者以上移住者未満という存在である。ボランティア活動で能代にいる時が多い。親族の見守りで同じように時々能代に来たり、移住した人たちも友人である。地域協力隊の人たちも、3年任期の関係人口で出身者も多い。また能代に住んでいないが、郷里への想いが深い人も多く、最近のふるさと納税は一億円を超えているし、我々の活動にもいざという時には、数人の県外寄付者がいる。彼らも関係人口であり、郷里の人々との連携は更なる可能性を持っている。

 

 2018年の秋に突然、中学同期の友人からメールをもらった。縄文遺跡に興味があり、能代の杉沢台遺跡を検索していたら名前を見つけた由。能代工業を出て一級建築士の資格を持っているが、今は体もいまいちで郷里への思慕やみがたく、自分の能力を能代のために生かせないかとの強いメッセージであった。

 

能代の駅から中心街への寂しさを憂え、その後は、頻繁に金沢での成功事例、ドイツの街のレイアウトなど、能代の参考にならないかと送り続けてきた。半年余りたった時点でこちらが発信しても、なしのつぶて、年末に彼の死を偶然に知った。

 

これらメールを、少しでも有効利用にと畠町プロジェクトの湊哲一君に転送した。「能代への思い、とても心に響きました。私たち世代も本当に地元のことを考えないといけないなと思います。」今までの躊躇をものともしない、湊君たちの最近の挑戦を応援している。駅前での協力隊の八巻さんに続く、大きな試みである。楽しそうなのが、またよい。

 

 郷里出身者であれ、ゆかりがあって能代を好きになった人たちが、市外県外でたくさん能代を支援している。能代からも、数人の人たちが、FACEBOOKなどで能代の催し、美観、諸活動を継続的に友達に発信している。時には数十から百以上の、いいね!の反応も寄せられる。能代はボランティア活動の盛んな街との評価を県下で聞くことが多い。オンラインの時代さらに写真発信の裾野が広がると面白い。

 

 さて、関係人口者の良さは、自分の経験や町と能代をクールに比較できることである。また、しがらみが少ないので、割と自由な発想で考えられることである。多くの識者は、東京一極集中が災いしての、地方の疲弊に対して、まさに今「自治体と住民一体での積極的な挑戦」での模索を期待している。

 

・首長と志あるリーダーたちが、地域の中に入って住民の気持ち

 

・やる気を聞き、情報を提供して一緒に計画を作り上げる。

 

・首長の志、理念、ビジョンと住民側のコーディネーターの組み合わせがかみ合って一緒に行動すればかなりのことができる

 

・外部に対して開かれたコミュニテイー(共同体)であることが、コミュニテイーを活性化させる

 

・人生80年、90年時代、人口減の中ですべての人が、自分の能力をなるべく生かそうとし生かすことができる共生社会を

 

・生命重視、孤立化を避け人とつながり、社会活動で誇りを・売り買いとクチャベリに寄れる商店街、歩くことのできる町、中心街への集約

 

・老齢化により農業の新たな事業可能性も・・・

 

 

 先行事例は省くが、社会が大きく変わろうとする中でいろいろな試みが各地で行われつつある。良い先例を調査しまねて挑戦すべきである。また、日々の生活と仕事のバランス、出産・育児・介護のハンディを背負わされている女性群は、もっと税金の使途や政策決定に物申す立場を形成すべきと思う。人口の半分以上が女性であり、半分の女性が大学に行く時代であり、女性を取り巻く社会環境は変わらざるを得ないし、男性の支援が社会の幸福度を増進すると考える。

 

2020年11月12月

 

12月4日、こちら秋田は、あられが降り始めて、急に寒くなり石油ストーブなしでは耐えられなくなりました。

 

 

 10月の能代公園での4日間の初めての立体造形展は、約30点の作品、また550名の市民が集まり、70才~80才台の立体造形家が大いに奮闘しました。来年は、若い世代にゆだねていく方向ですが、80歳くらいのアーテイストのエネルギーは、まだまだ凄いものですので、もう少し頑張ってもらうつもりです。

 

 

 

11月の国立映画アーカイブの35mm優秀映画鑑賞会は、一日4本立てで延べ170名の入りで、フィルムが「悪い奴ほどよく眠る」など1950年代~60年代の映画なので70歳以上の市民が圧倒的でした。映画ファンは、来年も是非という声が多いので、そのような声がある限りは、存在価値があると思っています。次の日の午前のバリアフリー映画は、50人弱でしたが、午後の活弁「チャップリン」と片岡千恵蔵「瞼の母」がはじけまして100名が来場し、滑り込みセーフで収支トントンとなり、女流弁護士(佐々木亜希子)の練達の熱演もあり、会場は水を打ち、新聞をにぎわせました。二日間、シニアのボランティアが、延べ20人くらい手伝ってくれてこれもまたありがたいことでした。

 

 

その後、11月には昭和にできた地元音頭を継承する踊りの会からの自発的な申し入れで、「金勇」大広間の舞台での踊り実演と音頭 

 

解説の催しが行われ、大勢のおばさんたちが観覧してくれました。なお、コロナ対策は、十分に講じて対応しています。

 

 

ということで、最近は、シニア向けのブローカーのような感じになっておりますが、おもしろ塾も元県生涯学習センターの班長が退職後に運営委員として入会してもらい、添付のような内容も含めて気張りながら継続しております。

 

先般は、以前におもしろ塾で講師をされた方の誘いで、県内の女性議員(参議院議員、県会議員、市長選で前回落選した候補)から女性と政治のかかわりの話を聞く機会を持ちました。国連調べの幸福度が高いトップ10の国の女性下院議員の比率が30%以上、一方幸福度が156ケ国中62位の日本は14%、大学入学者が男女同数に迫る中で、生活者であり、子供を産み育てる女性が、国民の税金をどう使うかを決める政治の世界に入って行きにくい日本の社会システムの限界性と議員当事者としての悩みを彼女たちはるる述べながら、女性としての党派を超えた連携への模索にも触れていました。

 

 

周りを見るに、地方での女性の市民活動は、注意深く政治と距離を置くように見え、20人の市会議員の中に市民活動の女性議員は、実質おりません。コーター制が、有力な手法ですが、既存の枠組みが簡単に許容しない現実があります。私を含めたおっさんたちには、自ら顧みるに諸限界がある中で、女性たちが社会的により前に出る試みを応援することが、長い目で見て重要ではと感じているこの頃です。

 

                                                                      川添能夫 


(クリックして拡大します)

  





「初めてのテレビ会議」(2020/5 地元紙への投稿)

 

 きみまろ「あなたデジカメって何?」「それは外来種の亀だよ。」などの漫談をパソコンのユーチューブで時々楽しんでいますが、老年としては、パソコン利用の新たな対応には、からぽやんで来ました。

 

 

 ところがコロナ禍で、所属する東京在のプラチナ・ギルドの会が、今までのメールにとどまらず、全国の会員にTV会議への自由参加をよびかけてきました。少し面倒だなと思って受け身でいましたら、係の友人に強く誘われ、親切にやり方を誘導してくれ、なんとか仲間に入りました。(なにごとも、人は環境次第、導く人次第を実感中です)

 

 

 それからは、毎月の定例会は、TV会議で10人余が参加。今まで遠くて出席できなかった会に出席でき、また広い会場だと聞こえにくい話も、TV座談でカメラが発言者に動いていくので、はっきりと聞こえます。皆さんは自分の部屋で、普段着で良しとしており、時には家族が後ろを歩いたり、ハワイにいるのかと思ったら実は壁紙でした。少し疲れるので、時間は一時間限り、入退出は自由です。時には、スマートフォンと共鳴して大音響を出す人がいたり、なんとなく微笑ましい感じです。同じやり方で、飲みながらの懇談会も開かれ、愛好者でカラオケ会も行なわれています。

 

 

 前回の出席者は、能代見学に来た会員たちも半分くらいおり、テーマは、この4月1日からの企業版ふるさと納税(寄付)法の改定でした。他地域に寄付する企業は、税制配慮で寄付金の10%(従前は40%)しか実負担しなくて済むという、企業寄付を大きく奨励する内容でした。能代市の民間と市役所が協力してうまく活用したらとのうれしい応援発言もありました。

 

 

 そして知り合いの秋田市のヨガ教室の先生もユーチューブで講座の発信を考え始めたり、新聞によると青森市が小中学生にパソコンを支給する方針の決定をしたり、あちこちで人と人、人と情報の結びつきに、当面の苦境打破や将来も考えた変化の試みが見られます。防災対応であれ、孫の顔を見るのであれ、必需品の在宅購入であれ、いろいろな役所申請であれ、この緊急事態は、インターネット活用の新しい暮らし方を着実に推進しそうです。それらの環境がうまく整えられること、シニアも含めて優しく導かれる支援、廉価に機器が入手できる配慮の如何により、今後の各地域の生活環境の格差が、コロナ後に今まで以上に大きく広がっていく予感がします。

 

 

 ちなみに、インターネット利用者割合(平成30年)は、秋田県ではパソコン38.6%、スマートフォン46.9%、埼玉県ではパソコン52.7%、スマートフォン67.2%と彼我の差は大きい状況です。

 

                                                                                     (能代市 川添能夫)

 

注:TV会議(WEB会議が正確でしょうがここではTV会議としています)


2020年2月~3月

 



2020年1月~3月

 

 

 

2020年1月から3月までの講座案内




地元紙 北羽新報への新春随想寄稿 (2020)

           

いとしい郷土への期待                  川添能夫(能代市西通町)

 

 山菜も良いが、ハタハタ、やつめ、タラと郷里の魚の黄金月が展開中である。ごっくん!

 90歳の姉の見守りで能代中心の生活が足掛け4年、福祉の方々の暖かい支援に感謝。おかげで講座活動もでき、友人、知人も何かと励ましてくれるので、これも感謝である。まことに故郷は近きにありて思うもの。関係人口の一人として、能代の停滞感を少しでも破りたいの想いで所感を述べ、新春の夢も添えたい。

 

 能代の女性たちが、世代を超え、各所で街おこしに頑張っている姿は小気味よい。

小生は、女系の強い家系なので、女性の能力の高さには一目を置いている。この能力と公がもっと太く結び付いていくと、町は更に元気になり、暖かくなり、イメージも変わる。女性は、その発想が生活に結びつき、超高齢社会では、たいがいの生活課題の当事者である。

 

女性の人口が多いのであるから、女性がもう一人の副市長に抜擢されたり、女性市議がもう3人位は増えるのが良い。その前段階では、湯沢市のように女性市議会を行うのが望ましい。女性も政策を学習して臨むことになり、地域社会により新たな視点の提案が期待される。また市民が気軽に日々集える立寄りカフェも、女性の連携力で市内にあと2つは欲しい。

 

 先般、市の管理職が一人で、あるグループの勉強会に現況説明に来られ、多くの人々の報告も聞き、質問にも真摯に対応していた。その誠実な姿に、何かジーンとくるものがあった。解決策は別にして、情報を共有し、とりあえず同じ方向を向いてみんながベンチに座った感激である。課題解決は、何でも簡単でないが、オープンな態度での説明と信頼感に、明るい可能性を感じた。

 

 能代市で、公のための人材と財力と情報力、そして総合力を有するのは、市役所を中心とする行政である。それゆえに、現状の閉塞感のなかで、市民目線の行政活動に対する期待はいっそう強まっている。民間も地域おこしのボランティア活動を含めよく頑張っているが、組織的には決して強くはない。民間の現場感覚、創造・開拓力と行政の組織力がさらに結び付くのが望ましい。民間活動が苦しい場合は、行政が積極的に力を貸し、市民の想いをかなえようと一緒に努力する。地方消滅がいわれる令和、生き残りには、官民がその強さと弱さを相補っての前進がカギになろう。新年度には、他市の成功例も取り込み、行政リードでの地域振興策や現状打開策のさらなる展開を期待している。

 

ひとつの初夢で、ひとつの元気‼

 

㋐県立大学木高研に学部の新設

㋑能代の資料館・展示館構想の完成

㋒能代近現代史上の先達たちの調査が始動

㋓能代公園で立体造形展の開催

㋔黒澤明「生きる」の上映会

㋕民間活動の民間応援ファンドの創設

 ㋖企業誘致に向けて受皿能力の開発

 

 

 2019年5月6月

  

能代通信

4月の講座提供を終えて、5,6月の連休明けの準備に入っています。

 

4月13日の最終講座は、先進的な介護施設の長が、自ら講師を名乗り出、市民に現状を教えつつ、行政の至らなさを控えめがら明確に問うものでした。72名の市民が集まりましたが、取材に来た新聞も、ましてや行政も結構鈍感です。地方で人も金も権力も一応の知識レベルも持っているのが役所です。そこが、現場的に動かず、やらないことの理屈を錬磨し、議会もそれを突破する勉強をしていないのが悲劇です。黒澤明の65年以上前の「生きる」の世界が、根強く生きています。とまれ、5月、6月の合併チラシを送ります。

 

 また、講座外に3回目の「能代公園おもしろ祭り」を5月19日に行います。スタッフ、出演者で200名近くのボランティアMINDを持つ人々が参画し、総勢千人くらいの市民が集まります。男女7人くらいの侍が、中核部隊です。お寺と神社が、自ら開放して参加しますので、雨は降らないことになっております。木材のみんなで組み立てる舞台では、チンドン屋、7つのバンド、6つのよさこいチームが、練り歩き、奏で、乱舞します。遊びをせんとや生まれけんということでみんなとはじけたいと思っています。ということで、元気に展開しております。

 

PGの更なる前進を期待しています。ITには、何とかついていきますので、ご寛恕ください。

 



R元年5月ちらし

能代公園おもしろ祭りチラシ




 

映画「終わった人」エキストラ顛末記

  

何事にも挑戦する川添さん。とうとう長年の夢でもあった映画出演。しかも黒木瞳や広末涼子の出演する「終わった人」にエキストラ出演。舘ひろしも出演してました(主役でした)。その顛末記をどうぞお楽しみください。(この文のみ宮田記)

 

 

      『終わった人』のエキストラ体験記     川添能夫

 

 

 この6月下旬に内館牧子原作の映画『終わった人』の全国放映が始まった。サラリーマン定年後の第2の人生に待ち受ける、予想もつきにくい現実を舘ひろし主演でコメデイ風の奮闘記として描いている。人生90年時代といわれる昨今でも、社会的には区切りとしての定年があり、一応終わったねの声にかこまれ、基本的にエキストラ(番外)の位置づけとなる。今時のシニアは、結構元気なので、組織を離れた後の悩みがここに始まり、そしてその行動ぶりは、個々になかなか味わい深く、その動向は社会的な影響力も孕んでいる。9月に能代で本映画が上映されるので、シニアにとっては、いささかの示唆と内省と笑いの機会になるかもしれない。  

 

 さて、人生のエキストラを歩んでいる小生に、突然、この映画のエキストラの要請が、昨年7月に舞い込んだ。数年前に明治大学の修士課程で,シニアにふさわしいテーマ「老年力の展開可能性」の論文指導を受けていた先生からの連絡である。この先生は、初面談の時に天才バカボン漫画のように鼻血ブーだったり、その後もかなり年上の小生を少し扱いかねていた真面目な石川啄木の研究者である。「あなたにふさわしい映画エキストラの役がある。小生もカルチャースクールの教師として出演するので、生徒役の人数を集めている。是非どうか。」そのメールに、喜んで引き受けますと小生は、即座に回答した。

 

 この本は、東京で所属するNPO「プラチナ・ギルドの会」(シニアが動けば、日本が変わるをモットー)で既に話題になり、回し読みされ馴染みなっていたこともあるが、何よりも映画エキストラは、小生の長い間の夢であり、人生で一度はやりたいとの強い渇望があった。映画好きが底流にあるが、若い時代に「鳥の目」「虫の目」の両方の大切さ、特に地べたを這いずり回る虫の視点こそ忘れてはならないものであるとの言葉に感激し、合戦の場の雑兵役のエキストラとしてでも、映像の一隅にさえ移っていれば思い残すことはないとの大望があった。まさに、棚からぼた餅。私を忘れずに先生、有難う!

 

 当日は、お昼過ぎに新宿のカルチャーセンターに集合、既にひと教室が埋まる位の男女のシニアが集まっていた。前方の机に国際石川啄木学会の人たちが10人位、集まっており、先生との縁の義理会員で初対面の小生も恭しく自己紹介。

まもなく、別の教室にみんなで移動。どの辺に座ると映像に移るかを考えて(と言って主演の舘さんがどこに座るか見当がつかない)、先生の講壇の近くに座った。先生も映るだろうし、かなり確率が高いだろうとの読みである。先生は黒板の字を書き換えたり、講座の出だしを予行演習したり、力が入ってくるのが分かる。スタッフの出入りが激しくなる。

 

 舘さん登場。小生の左隣の列の、4番目くらいの後方に座る。あっ、これでだめだ!がっくり!すると突然、監督の指示があり、スタッフから小生に舘さんのすぐ後ろに座るように指示あり。えっ!なんで!この服とのマッチングの良さか。うれじい!館さんは、体格・風貌もさすが素晴らしく、シナリオに従い、勢いよく質問の予行をする。本番!! カメラのライトが一斉に主演を照射。ここぞとばかり、小生も(自分が映りやすいように)右側に顔を乗り出す。しかとライトが、私の顔をとらえたようだ。映ったなとの感激が、心にしみる。

 

 無事終了。舘さんの父親と小生の義父が、同期生であり、そのことを舘さんにこの異常接近のなかで話したい誘惑にかられたが、エキストラの注意事項として、サインをねだったり、俳優に接近することが禁じられている。残念!次の場面は、カルチャーセンターの受付と広いフロアー。フロアーの隅に先生や仲間が座って待機しており、先生が、川添さん映ったみたいだねと言ってくれる。

 

 次のシーンは、舘さんと受付の広末涼子との再会のシーンである。二人とも心のこもった比較的長いセリフである。良く演じていると見ていると、中田監督から舘さんにダメが出る。

 

広いフロアーの方では、我々数人のエキストラが、申し込みをしたり、立ちテーブルで係員の女性から講座の選び方のアドバイスを受けている遠景ショットである。幸い、この相談人にも小生が選ばれた。はじめは、カメラを意識してもっともらしく話しているが、カメラが視界から外れると雑になってくる。そのまま放っておかれるとボランティア同士、「いつ帰れるかな。長いね。」との話になる。

 

 一方、館さんへのダメ出しは続く。撮影所では監督が大将軍。自分の意向に合うまで、満座の関係者の前で俳優は78回も頑張り続ける。小生は、これを見ていて、いくらギャラを積まれても俳優にはなるまいと固く決意。時間は、どんどん過ぎていく。夕方近くに終わるとの予測は外れ、小生は帰る決心をする。小生の再撮影があるかもしれないが、約束があるので涙を呑んで断念。スタッフの一人に理由を告げると上席者に聞きOK。ちょっと待ってと渡されたのが「終わった人」を✖で否定した黄色と紺の派手なTシャツである。謝礼はこれだけであるが、これを着ると「終わった人」でない自覚が急に募り元気になる

 

 さて1年後の結末は。小生は、フロアのシーンに遠めに2回、授業中の舘さんの顔の周りに3人の横顔が寄り添うが、この一つの横顔に選ばれ、目が美しく取れている。

東京の友人は、フロアのシーンは。7秒と測ってくれたし、姪はすべてを当ててくれた。もう一人の友人はらしきものを見たとのコメントであり、当事者として狙いを定めてみた小生との違いは如何ともしがたいのであるが、劇場に足を運んでくれた友情には心から感謝。先生は、張り切った割には、授業中の声しか出ずで、これも運命だと知らせてきた。小生は、満願成就。

 

 こんな珍事の中、小生は同好の仲間と組み、図書館や映画団体の後援を得て9月27日(木)~29日(土)、第2回能代映画祭りを行う。

28日は、文化会館中ホールでの3本立て500円、35MMフィルムの上映会である。

「隠し砦の三悪人」、「嵐を呼ぶ男」、「悪名」。名監督、名優の醸し出す、血沸き肉躍る名画を堪能できる文化庁・国立映画アーカイブとの共催である。昭和の名画会を、他市町村に負けずに市民で育てていきたい。

27日は、県内でも先駆けて「バリアフリー映画:くちびるに歌を」の上映。視聴覚に障がいある人も、バリアある人に共感を覚えようとする人も一緒に図書館で楽しみ、初体験を。

また、29日も図書館企画にて過去に複数回、映画やテレビ作品となった著名な「アルジャーノンに花束を」を上映。ともに無料。 

往年の名画は、娯楽であり、アートであり、時代の風俗を語る貴重な財産。皆様のご来場をお待ちしています。

                                                                                                                (能代おもしろ映画祭り実行委員会 代表)  

 


 

2018年10月~12月

  

20169月から続いて20181110日で50回になるという「市民おもしろ塾」。「継続は力」を実践し、かつそのコンテンツの多彩さと質の高さにも驚きです。

 

1110日の第50回記念公演案内(表)

同(裏)



12月までの活動案内


 

2018年5月~7月   

 

川添さんは映画「終わった人」にエキストラ出演されています。

ぜひ見つけてみてください(^o^)丿

https://www.toei.co.jp/movie/details/1209964_951.html

 

 

 



2018年1月~3月

 

 

 



2017年7月

                           (宮田記)

                                                                

 

2017712日、PG会員で能代市出身川添さんの「市民おもしろ塾」による計画と呼びかけにより、知人の視覚障がい者(全盲)と共に、秋田県能代市と秋田市にてICT講座を開いてきました。私は昨年11月末にも「生活を楽しく楽に、IT超入門講座」と題して話をさせていただきました。

 

今般の主テーマは、視覚障がい者にとってICTがいかに役に立ち生き方そのものを変えることができるか身をもって体験し実践している友人の松村さんの話が主です。

 

村さんとは横浜におけるパソコンボランティア活動で、ほぼ20年近いつながり。全盲であることを忘れてしまうほどのその多方面での活躍にいつも教えられ感心する事多々あり。今回改めて知ったことは、ニューヨークで、あのStevie Wonderと同じ舞台に立ったとのこと。驚きでした。

 

講師:松村 道生氏  視覚障がい者(全盲)、ミュージシャンかつICTを駆使して障がい者の指導に当たる

                                マルチタレント

 

タイトル:「道生の生きる道」

 

71日午前 能代市中央公民館にて一般向け、参加者30

 

同日  午後 能代市在宅障害者支援施設「とらいあんぐる」参加者35

 

72日午前 秋田県ゆとり生活創造センター遊学舎にて一般向け、参加者20

 

障がいの種類と特徴

障がい者の日常

障がいと就労

障がいからくる特徴

障がい者とICT

視覚障がいとスマートフォン

ICTが広げる新たな可能性

 

などを、自作のPowerPointを使い講演していただきました。

 

 

私は視覚障がい者の支援ツールである音声入出力以外の、汎用ICTに標準装備されている、高齢者にも役に立つ「アクセシビリティ機能」について、

 

拡大鏡

 

ハイコントラスト

 

キーボードのフィルター機能

 

等など20分ほど駆け足で紹介してきました。

 



(クリックすると拡大します)

(クリックすると拡大します)

2017年6月~ 

                                                (川添記)

                                                                   

「故郷で開く、PG魂!仲間の応援に深謝!!」

 

1.小生とPG

メーカー退職後、明治大学の修士課程で「老年力の展開可能性」を研究。その過程でPGの活動に接して会員になり、ボランティア活動の知見が広がる。PGアカデミー第一回を、PG仲間3人で担当し、苦労しながらもシニア研修の成果とノウハウを得た。

 

2.故郷回帰

去年4月より、米寿の姉の見守りで、故郷の能代市と居宅さいたま市に月半分ずつ居住。

ついでに古希の幼馴染の同期生5人を中心に、沈滞するふるさと振興に老年力を活用ということで6月に任意団体「市民おもしろ塾」を創立し、事務局長に就任。

自分の想いは、故郷への恩返し、生涯学習研究やPG東京の理念・知見を活かしたい、市民社会の発展へも寄与等など。

塾のモットーは、わかりやすく・ためになり・行動につながる講座の提供、市民のための市民で支える講座、可能な範囲で地元活動の中間支援も行う。地元新聞に大きく掲載される。

 

3.その後の展開

去年9月より月2回の多彩な講座を展開し、この78日で21回目の開催となる。会員は100名を超えており、毎回の出席者は3050名、映画会は70名、お笑い講座は90名と地元では注目の集客力。賛助会費は、年千円。毎回の受講料は2百円でせんべいもでる。

能代市の地域活力推進の補助金を2回目で取得、今年度も30万円取得したが、あと半分の支出は会費・受講料で賄い、他のNPO同様に財政事情は注意事項である。

 

4.喜びと厳しさ

街で歩いている人や講座出席の受講者から、おもしろい講座企画で頑張っているねと言われるのが一番の喜び。また、受講者がいつの間にか、机の片づけや資料配布に自発的に手伝ってくれるのはありがたい。

厳しいのは、仕事が属人的な面もあり、事務局の負担が多いこと。少ない運営委員、古希にもなると体も万全でない面々(それでも毎回奥さんと車いすで来てくれる人も)での対応でもある。地域のPC文化が弱いので、原理的な口コミに依拠しているところが非効率でもあり、また対人的に手ごたえがある変な感じなのは面白い。喜びが厳しさを超えているので、後期高齢までは、しばらくは大丈夫そうではある。

 

5.活動の拡大

講座の中で指摘された課題や発案を地元で少しでも実現しよう、また頑張っていこうとする個人や団体をできる範囲で応援しようとの姿勢は、PGの基本理念につながっている。

塾内で無理なイベントは、運営委員からの大筋理解を得ながら、やや乱暴な小生が市内で頑張っている若い男女(20代代から50代)の積極行動人(たいてい一つの団体をけん引している)と組み、個人ベース連合でのプロジェクトチームを形成し、各人が得意な能力でユニットプロデューサーになりプロジェクトを推進していくスタイルを展開したりしている。

 

そのような中から、この5月のつつじシーズンに「能代公園おもしろ祭り」が生まれ、山の上の料亭での舞台活用での花見興行、池のほとりでの11のバンドの連続演奏、公園内のお寺を開放してのお茶会や写経・写仏や文化財ガイドなど多彩な催しが行われ、150名のボランティアが参画。前日の大雨がうそのようにからりと晴れ、90歳の老婆が昔の能代公園がよみがえったと喜んでくれたのは、まことにうれしかった次第。さりながら、お金やら、許認可やら、何やらかんやら綱渡りの連続でもあった。

 

6.PGへの感謝

これらの活動の過程で本家のPG本部には、いろいろな面でお世話になっている。PGの理念の地方版との思いで活動をしており(秋田県での自己紹介は、今でもアカデミーのガイドブックの紹介から始めている)、節々で奧山理事長や理事たちに簡単な報告を送っているが、奧山理事長からいつも暖かい言葉をいただいているのは大いに励みとなっている。

また、PGメンバー宮田さんには、昨年11月の塾発足まもなくに一度ボランティアで来ていただき、またこの71日に全盲の松村講師(PC指導者でミュージシャン)も誘ってもらい、我々の塾以外にも能代の福祉施設での講演、また帰途には秋田市のボランティア活動の本拠である遊学舎での講演をお二人で行っていただいた。これからもお二人はそれらの団体を後方支援することになり、都会から地方へのPC教授法、障がい者対応ノウハウの伝達が可能になったことである。

 

社会格差が進行している中で、能代の小さな寺でのフードバンク活動とPGメンバーの遠藤さんのマクロの視点にも立った「フードバンク」についての共同講座が、この930日に開催される。遠藤さんはお忙しい中、当地訪問を快諾していただき深謝している。

なお、「能代公園おもしろ祭り」には、同じくPGメンバー勝俣さんから当地の旧友とのかかわりもあり、「口コミファンド」にご寄付をいただき、助けられました。

今後も折に触れて皆様のご助力を仰ぐことがあると思いますので、引き続きの応援をよろしくお願いします。