千葉県のファーマーズ・マーケット下田農場への

スタディツアー報告             2022年2月15日

 

12月定例会でファーマーズ・マーケットの金地社長に登壇いただきました。

会員からのご関心が高く、早速久保副理事長がスタディツアーを企画され、2月15日実現に至りました。

 

12月の対談の要旨はこのページの下段を参照ください。

当日の対談の録画も見ていただけます。

  

当方は、今回のスタディツアーをアレンジされた久保副理事長他全部で10名が伺いました。

 

 

千葉県のファーマーズ・マーケット下田農場への

スタディツアー報告

  

千葉市若葉区の千葉都市モノレール終点、千城台駅から車で5分とはいえ、市街地、住宅街を抜けると突然荒野のような景色が広がる。

畑らしき土地も耕作していない様子、落葉樹があちこちに立ち並び、殺風景な場所、日陰には先日の雪が残る。やがてえらく長細いハウスが立ち並ぶ目的地に到着。

 

ファーマーズ・マーケットの金地辰旺社長が出迎えてくださる。

 

12月の定例会でこの事業の動機、企画段階からのご苦労、オーガテック農法、障がい者の活用の工夫、企業との連携、マーケットの開拓など多くのノウハウや成果を伺ったので、この報告では重複を避ける。

 

最初は2400坪の農地からスタートしたが、今では1万坪を越える。しかしそこは農地(地目は畑)なので、事務所などの建物は建てられない。コンテナがずらりと並び、そこで室内作業をする。2、3年前までは簡易トイレの設置すらダメだと言われたそうだ。

 

金地社長のビジネスモデルは「農福連携」であり、三方良しならぬ四方良しにある。

1 障害者雇用の促進、自立支援、安全な職場作り

2 農業の改革、旧態依然の農政へのチャレンジ、食糧安保

3 企業の障がい者雇用促進法の遵守と企業の社会貢献

4 地域経済の活性化、新規雇用の創出

 

 農法は、オーガテック農法と名付けられ、無農薬、無肥料、除草剤レスといった自然水耕栽培とIT技術の活用、システマティックな生産管理、販売管理、そしてちょっとした在庫管理もできる。

1年間繰り返し継続的な生産が可能なシステムで、20毛作と言われている。

主な生産物はサラダ小松菜、スイスチャード、ほうれん草、サラダ菜だが、里芋やピーナッツなども作る。

販路は東京の営業チームが直販先を開拓する。

 

ここでは提携企業の従業員である障がい者が延べ120名働いているが、金地社長の会社の現場の社員はわずかに5名だそうだ。

障がい者はいくつかの連携先企業に所属するが、仕事場はここ下田農場であり、そこに集まった仲間を大事にし、仲間で力を合わせて野菜を作っていく。みな金地社長の教え子のようなものである。

 

農場の様子、生産の手順などは、下記の写真をご覧いただくのが手っ取り早い。

 

この記事の投稿者が一番記憶に残ったことは、

これからますます日本の農地の多くが遊休農地、耕作放棄地となって手入れもされない荒野となる。

持っていても農地の値段は上がらないからますます手入れはされない。

農業の担い手は間も無く急減する。都会に住む相続者は認定就農者になれないためである。

そこで、(一社)でも(株)でもいいので、「農地所有適格法人」(平成28年、改正農地法)を作り、この先農業相続人がいない農家も出資して役員にし、その農地を法人が借上げないしは購入する。農家は現物出資でも良い。

障がい者雇用の義務が発生する一定規模以上の企業が数多く存在する都市圏周辺、地方中核都市などで、「農福連携モデル」を導入する。といった金地社長のお考えである。

このまま農政が変わらないと10年後に金地社長の憂いが顕在化して悔やまれることになろう。

 

 (文責:中野孝幸)

 

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2019年10月 秋田・能代

20191011日~14日 台風19号による東京・神奈川への影響を気にかけながら、秋田市と会員川添さん活動拠点の能代市を訪問してきました。

参加者:奥山夫妻、小山さん、斎藤さん、福島さん、森田さん、中野さん、地元川添さん、宮田

1011日午後 秋田パートナーシップ(遊学舎)にて奥山理事長講演

     http://www2.akita-kenmin.jp/~yugakusha/

・「プラチナ・ギルドの会」の会員 川添さんつながりで今回の訪問となったこと。

・生きがい・助け合いサミットの紹介、地域での支えあい

・人生100年時代 残された人生は恩返し・・サービスグラントの紹介(プロボノで社会貢献)

・チョコボラにチャレンジ  Helte社によるSail紹介

・秋田の特色を生かした地域活性化のヒント

 廃校制度を利用した「熱中小学校」山形県高畠小学校の事例

 

奥山理事長からリクエストにより、斎藤さん「プラチナ・ギルドの会」のアカデミーについて、小山さんアドボカシーについて、森田さんアワードについてそれぞれ紹介がありました。

 

森田さんの18歳と81歳の句は大いに笑いを誘いました。

                        人生につまずくのが18歳 小石につまずくのが81歳
                      
心がもろいのが18歳 骨がもろいのが81歳 等など

 

 


     齋藤さんより  アカデミー活動紹介

      遊学舎 出入口にて


 

 遊学舎を離れ、秋田県立美術館を訪れ、藤田嗣治の大画「秋田の行事」及びキスリング(1891~1953)の絵画を鑑賞

 

その後、2017年度「プラチナ・ギルドの会」Award受賞者天雲さんの立ち上げた私設図書館HonCoを訪問。私設図書館でここまで実現するとは改めて感動。

 

 

1012 雨中 秋田市から能代市に移動

 

 

国登録有形文化財 金勇(かねゆう:天然秋田杉で建てられた
旧料亭)を訪問。

ガイドの柴田さんの熱弁に感謝。

同日午後 能代市民会館にて会員の川添さん主催「市民おもしろ塾」にて

   奥山理事長、中野さん、小山さん 講演。

川添さんによる街おこし、市民活性化のためにほぼ月2回のペースで開催している

「市民おもしろ塾」。なんと今回で70回を迎える。「継続は力なり」に感服します。

 

・理事長の講演(秋田市遊学舎での講演にほぼ同じ)の中で会員の福島さんが登壇。訪れる機会が多いレバノンの写真紹介の中で、レバノン杉の話から能代市との類似性について紹介がありました。

・中野さんより「ある地方出身の東京のサラリーマンの退職後の物語」と称して、ご自身のリタイヤ後の活動について、横軸に個人指向と会社指向、縦軸に地元居住地域と世界全国への広がりとして、その活動エリアでのあり方を紹介されました。

    ・小山さんよりボランティアの「継続的活動」には有料化もあってしかるべきではないかと提案。また、NPO活動と政治の関連についての言及がありました。


奥山理事長

中野顧問

小山理事


講演後、隣接する市民活動支援センターhttp://noshiro-npo.com/の佐々木亜希子さんのアクティブな話に若い女性世代に頼もしさを感じ、続いて市民活動拠点でもある夢工房「咲く咲く」能登祐子さんhttps://www.sakusaku-noshiro.com/を訪問。

また近隣の平山計量器を訪問。

 

能代にはなんとアグレッシブな女性が多いこと。夜の地元有志との交流会では、地方における地域創成の難しさなども話題に上った。プラチナの一つのテーマにもなる課題でもありました。

 

 

1013 台風の影響を考慮し予定より3時間遅らせて白神山地の十二湖へ向かう。


五能線の旅

台風の余波で荒れる日本海


期待の十二湖案内図

 

十二湖ガイドの柴田俊子さんより、ブナをはじめとする諸々の樹木・動物の話を伺いながら、しらかみのもたらす自然の恵みを堪能しました。持続可能な生態系SDGsの精神を体感してきました。「プラチナ・ギルドの会」のStudy Tourでした。

 

SDGs15

 


 

左は十二湖で一番有名は青池


ガイドの柴田さん

何気なく見過ごしてしまう木々や落ち葉の話が次々と・・

ブナの自然林へ

大きな熊の爪痕が

 

ブナの大木に接し自然林の息吹をいただく

 

 


 

 

日暮の池

 

紅葉まではもう少々


 

十二湖を離れたのが15時半ころ。不老ふ死温泉に向かいましたが到着4時過ぎで受付終了、残念ながら温泉に入りながら夕日を観ることはできませんでした。宿泊先の森山荘に向かう。(川添さんと同期の方による経営)

 

 

森山荘に到着後、わずかに日没には間に合いそうでしたので、小走りで海岸に出て日本海に沈む夕日を眺めることができました。

翌朝の同所


10月14日

 

十二湖からしらかみ1号に乗り弘前へ 藤田記念庭園と弘前城を巡り、新青森から帰京へ

弘前市 藤田記念庭園

 

趣のある日本庭園でした。

 

 

弘前城は本丸の石垣が膨らみ、地震による倒壊お恐れがあり100m移動させて改修。さらに遺跡が発掘され元に戻す工事が遅れているとのこと。

 

ガイドは拡張現実ARAugmented Reality眼鏡付きによるものでした。


 

今回の「プラチナ・ギルドの会」Study Tourは現地会員川添さんの用意周到な事前調査や強力な人脈の支援を受け、台風19号の影響による一部変更もありましたが無事終えることができました。実り多きTourとなりました。あらためて感謝いたします。

 

2019年5月 山梨県丹波山村

(▶をクリックするとSTART)

プラチナ・ギルドの会応援ツアー   【祝‼PG会員中心に13名が参加、第2回開催へ向けてGO】

5月19日〜20日 「日本初‼第1回小さな村g7サミット」応援ツアー開催

 

プラチナギルドの会では、昨年来交流のある、山梨県丹波山村(関東一人口の少ない村、奥多摩湖のさらに奥地)にて5月19日₍木₎から開催される「小さな村g7サミット2016 in 丹波山村」イベントへの交流ツアーの募集を行います。

▶小さな村g7サミット公式ホームページ

 http://small-vill-g7summit.strikingly.com/

現在会員12名が参加予定ですので、あと7-8名参加者受付中です。ご興味・ご関心のある方ならどなたでも参加できます。

スケジュールは下記の通りです。

▶日時  5月19日(木)、20日(金)

▶場所  山梨県北都留郡丹波山村(たばやまむら) 

▶集合場所と時間 JR青梅線 「奥多摩駅」 19日(木)11時
ご案内は Facebookイベントページへ


2016年5月 山梨県丹波山村

(画像をクリックすると拡大)

プラチナ・ギルドの会スタディーツア    【PG会員11名が参加】

5月14日〜15日 「福島県飯館村スタディーツア」開催

当会活動の一つであるスタディーツアーとして、今回は2016年5月14,15日の二日間、原発事故により全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村に、会員11名で出かけてきました。

2013年4月にも出かけていますので、同所は2回目のスタディーツアーとなります。

受入れ先:認定NPO法人「ふくしま再生の会」の皆様            http://www.fukushima-saisei.jp/

今回の参加者:(総勢約70名)

プラチナ・ギルドの会 11名

SGRA(渥美財団の留学生10名)  http://www.aisf.or.jp/sgra/

明治大学生、東北学院大生、地元の方々

詳しい報告レポートはこちら