▶第4回プラチナ・ギルド アワード受賞者のご紹介(2016年度)



特定非営利活動法人ふじみ野明るい社会づくりの会 代表理事 北沢紀史夫様
2004年会長就任後、NTT時代に培った経験や人脈を活かして新事業に挑戦、料理教室やインターネットを通じた無料健康相談など7事業を展開中。とりわけ「ふじみ野市支え愛センター」は4分の3が60歳以上のボランティアが、掃除や病院への付添いといった高齢者の困り事を助け、若干の謝礼を受け取るという仕組みで、月間平均利用時間が県下同種事業平均の10倍以上と抜群の実績を誇っている。受賞者の「思いやりの心」が隅々まで浸透した当会の活動は、数ある「地域の支え合い活動」の中でも実績と手法の点で注目に値するひと際輝く存在。



一般社団法人藤野観光協会 事務局長 佐藤鉄郎様
都立高校の世界史教諭として31年間奉職後,当地の(学法)シュタイナー学園を立ち上げ、初代事務局長を務めてそのまま当地に移住。地元への溶け込みに腐心しつつこれまでの経験で得た能力をフルに発揮し、里山ツァー等の観光事業に加えて都会からの移住促進や芸術家の村など他との差別化を意識した独自のプロジェクトを推進する総合プロデューサーとして、今や欠かせぬ存在。従来の仲間内的な観光協会を、多くの地元の人々の参画を促し、山間地での地域活性化活動に取組む組織にまでまとめ上げたアイデアと実行力は秀逸。



天空新聞制作委員会 編集長 佐久間保人様
大手デパートを退職後、地域ミニコミ誌・天空新聞の編集員に就任。現役時代のスキルを駆使して取材・執筆・編集・広告募集・印刷手配等一人でこなし、狭い対象エリアの中で月間発行部数をわずか2年半で12000部まで引き上げて来た手腕は相当なもの。商店主などの古くからの地元住民と高層マンション住民との間にほとんど接点がないという都会ならではの問題に対し、両者のギャップを埋めるコミュニケーション手段を提供し、双方から積極的参加を引き出すことに成功した本活動は、水平・垂直両面の広がりを持つ異色の地域活動として独自の境地を開拓。



NPO法人アルプス善意通訳協会 理事長 中田和子様
長野オリンピックを控えて開催された「ボランティア通訳強化トレーニングセミナー」の1期生有志で92年に当団体を設立。副会長兼事務局として当会の活動全般を牽引し3年前に理事長に就任、活動歴は25年に及ぶ。地元密着型通訳団体が全国に90ほどある中で、年々増加する地元松本城の外国人観光客へのガイドを主体に活動し「全国優秀団体賞」を受賞するなど屈指の存在感を示している。「城」をキーに120名の会員相互と地元への結びつきを強め、社会との接点を着実に広げて行くその姿は大変シンプルで素朴ながら手造り感に満ちており、NPOの原点を感じさせるものがある。



特別賞

【特別賞】認定特定非営利活動法人コアネット 代表理事 平林克敏様

2000年の設立時より5人の創立メンバーの一人として大企業在職時の経歴や人脈をフル活用して当法人の運営のあらゆる面に率先して取組む一方、多方面から乞われて啓蒙的な講演活動も精力的にこなすなど名実ともに当法人の牽引車。「情熱と行動が全て」という信念の下、小中学生向け出前授業や高校大学生向けの長期講座などの教育支援活動、および起業や経営指導等の企業支援活動まで幅広く展開しつつ、技術系の企業OBが主体の会員の活力維持に日夜腐心し、80歳を超えてなお、文字通りの東奔西走で精力的に社会貢献を果たそうとするその姿勢は、正にアクティブシニアの鑑と言える。
 



【特別賞】認定NPO法人ふくしま再生の会  理事長 田尾陽一様

当会は東京電力福島第一原発の事故で破壊された「ふくしま・飯館村の生活・産業の再生」を目的に2011年に発足。村民との協働による現地活動をモットーに、村民が安心して帰村できる方策を探求し、留守宅や農地・山林に対して独自の調査・実験を行って得られたデータを地域再生のために村民・行政・社会へ提供、各種提言を行っている。受賞者は周囲の信望が極めて厚く、様々な分野の幅広い世代の人々に声を掛けて賛同者を募り、現在300人の会員が専門や立場の違いを越えて横断的な総合プロジェクトに関わっている。こうした多種多様な異能集団を統率し、非常に困難な課題の解決に挑むその姿は、極めて大きい社会的意義がある。