▶第2回プラチナ・ギルド アワード受賞者(2014年度)



 
特定非営利活動法人グラウンドワーク笠間  理事長 塙 茂様(71歳)

当法人は、社会貢献と自立を めざした60歳以上のシニアが、笠間地 域の活性化を図る事を主眼に立ち上げ た。設立は2012年3月。受賞者は、 地元大手企業に勤務、その後IT企業の 経営に携わる。この間に培われた多様な 経験・ITの卓越したスキル・人脈などを法人業務全般に 生かしている。設立後日が浅いが、すでに地産地消の推 進やコミュニティカフェの運営などを実践。今後に向けて も様々な計画が検討されている。

 



 
特定非営利活動法人 日本フィリピンボランティア協会 会長 八木 眞澄様

当協会は、当初フィリピン残 留日本人、日系人支援のために設立され、 徐々にその活動を現地貧困層への支援ま で広げてきた。受賞者は元栄養士として の経験を生かし現地の食生活改善、教育 環境改善に注力し、私財を投じて幼稚園・ 小学校を立ち上げるなどの活動を行っている。直近では、 「日―比相互補完活動」を標榜、現地の食育,教育活動 に注力する一方、フィリピン人の力を生かした、日本人シ ニア層への介護提供活動も視野に入れた活動を行っている。 




 
特定非営利活動法人 サービスグラント 番頭 
曽根 泰夫様(69歳)

当法人は、わが国のプロボノ活 動の草分け的存在であり、かつ日本最大 のプロボノ運営団体である。2005年活動 開始。2009年NPO法人化。受賞者は外 資系企業等での人事担当の経験やスキル を活用し、代表とスタッフとの間の調整役 を担う。代表のアドバイザー役もこなし双方からの信頼は厚 い。フランクな人柄・スパイスの効いたユーモア精神で組 織を風通し良くしている。「番頭」というユニークな肩書は 話題性を提供し団体のユニークさのアピールにも役立っ ている。  



 
認定特定非営利活動法人 地球市民ACTかながわ/TPAK代表  近田 真知子様 

当法人は、タイ孤児院を訪問した3名の民間人が国際協力の重要 性を痛感し設立。アジア少数民族や貧農 地域の子どもの教育と健康、女性の自立 支援などを行う。受賞者は、現役時代に 培った広報や経営管理のノウハウを生か し、創設以来、代表者として組織の活動をリード。海外 だけでなく、国内でもボランティアの人材育成、国際理 解教育を実践、幼児から老齢者まで、多くの人びとに社 会貢献できる喜びを与えている



特定非営利活動法人 東上まちづくりフォーラム 副理事長 三宅 照一様(64歳) 

当法人は、企業のOB層が地 域に関心を持ち地域を活性化していくため のプラットフォームとしての活動を行ってい る。2002年法人設立。受賞者は大手企 業の人事・総務畑の出身で、その経験等 をNPOの活動で活かし、ここ数年は管理 業務全般を担当する一方、講師経験を活用し障害者・高齢 者の研修や中小企業のコンサル業務も行う。本人の活動の 姿からNPOに飛び込んだ体験を後進にもとの思いが伝わる といわれている。 



特別賞

 

【特別賞】一般社団法人 グリーンシャワー総研 代表理事 小野塚 久枝様

当法人は、地域のシニア有志 が中心となり社会への恩返しを行うため、 絆の醸成や真の教育・文化の向上を目指 し2008年に設立。小山市立文化センター の1,000人ホールで「文化フォーラムを」 定期的に開催。歴史的事件の当事者や各 界のオピニオンリーダーたちを講師に招き、生涯学習の機 会を広く地域住民に提供。創設者である受賞者は、NTT総 裁室秘書、大学教授、行政の審議委員の経歴で培った人的・ 社会的資源を活用し、対外折衝の役割を担う。役員スタッフ と共に社会に感謝の活動体である。