カンボジア エコ村小学校のその後                    宮田

【600mを超える山頂

天空にそびえるプレアヴィヒアの石つくりの見事な寺院】

 

20151月、プラチナ・ギルドの会の定例会にて、吉田恒昭氏(東京大学名誉教授 国際協力学)によるご講演をいただきました。その際カンボジアのお話をいただき、同年10月のカンボジア訪問の旅のお誘いがあり、プラチナ・ギルド関係者5名で出かけることになりました。行き先は20087月世界遺産に登録されたヒンズー教プレアヴィヒア寺院とその近くのエコ村小学校。プレアヴィヒアでは隣国タイとの国境紛争が続き、201311月国際司法裁判所によりカンボジアに帰属すると裁定されたところ。まだ落ち着いて間もない時期でもあり、世界遺産と雖もまだ訪れる方が少ないところでした。

 

 

 


 

この村周辺で困っていることは、きれいな水を確保することでした。雨水をため、さらに乾季には沼の水を飲料水としていました。そこで円福寺ではエコ村井戸寄贈運動を展開し、すでに学校1か所、ほか近隣民家数軒にも井戸寄贈の活動を続けていました。井戸寄贈運動に共感し私にもできることとして、2016年に資金提供しましたところ、エコ村小学校農園に井戸を作るということに役立つことができました。

 

左は20173月に送られてきた写真です。

 


 

 

さらに今回(20183月)同所での野菜類の栽培と見事に育った収穫写真が送られてきました。



     

そしてさらにもう一件。

 

2016年井戸寄贈の件を私の友人(5人の女性)に話をしましたところ、「私たちも支援したい」ということになり具体化し、すでに送金済。現地から右のような看板を作る旨連絡がありました。エコ村小学校に新たにできる養鶏場建設資金になる予定です。

 

 

(これからできる施設に建てられる予定の看板です。上部右から2番目は友人達の住む茨城県のマークです。)

 

 

人のつながりの広がりを感じる次第です。